三つ子の魂、の幼い頃、私が感じていたのは
おばあちゃんじゃないっ!おばあちゃんじゃ、いやっ!
ママがいい!ママぁーっ!!
だったに違いない
母は勤めに出ている
毎日世話してくれるおばあちゃんを嫌い、拒否することは
小さな私にとっては、死を意味することだから
おばあちゃんへの嫌悪感は、感じる前に抑圧したんだと思う
無意識の中に
幼稚園くらいの時に、何が原因か憶えてないけれど
ものすごく怒った私は、駄々をこねながら、正座していたおばあちゃんの膝を、足で思いっきりダンダン蹴りつけ、その勢いで後ろに倒れたおばあちゃんは、柱のカドに頭をぶつけて、頭の皮膚が切れて血が出た
日頃から、毎日一緒にいるおばあちゃんが嫌だったから、あんなに蹴り飛ばしたんじゃないか
だとすれば、つじつまがあう