はりぼてタコのひとりごと

(旧)なめたらいかんぜよ!タコの毒吐きブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

困っていること

困っていることがある 新型コロナにまつわること ワクチン接種やマスク着用について、それをはなから否定してそのことばかりを論ずるサイトやブログは、最初からほとんど見ないのでかまわないんだけれど 他のこと・・・例えば どうやって自分らしく生きるか…

疲れたから、お酒を飲もう

生まれてから60年、母とは心のつながりが持てなかったけれど、父からはずっと精神的・心理的に虐待されてきたけれど、祖母にはほんとうには優しくできなかったけれど それでも、非行に走ることなく、髪を染めることなく、薬物に手を出すこともなく、売春をす…

消極的な自殺

「消えたい」と思うことはあっても、「自殺したい」と思ったことはない そんな勇気はない 万一、自殺することがあるなら、雪山で睡眠薬を飲んで、眠ったまま死ぬ、しかないと思っていた それだって、やるとなったら準備が面倒だし、いろいろやっているうちに…

ありもしないもの

物心ついた時から、心に淋しさを抱えていた 今も抱えている 幸せそうではない母 一緒にいてくれない母 私を理解してくれない母 私に寄り添ってくれない母 母と祖母の間にある確執 父と母の不仲 父の言葉の暴力 家庭の中で日常茶飯事だった 嫌なこと 悲しいこ…

ざわざわ感

昨日は、オットの腹違いの姉兄とその子供たち、姉兄の母親と2時間ほど一緒に過ごしました 夏休みの観光で、週末の間、近くに滞在しています 今は観光名所になっている、昔、富豪が住んでいた大きなお屋敷の見学です 矢印に沿って、そこここにある掲示板の情…

また落ちている

しばらく更新していなかったブログに★がついた うれしかった 4月の終わりごろから、鬱気味 去年も3月から8月まで、気持ちが落ちていた 父が9月に亡くなり、それやこれやで、気持ちが上がり始め かなりよくなってきたと思っていたので、また落ちたことに、が…

気になっていること

ここ数日、気になっていることがある 先日書いた、このブログの内容なんだけれど rainorshine.hatenadiary.com 毎日コメントを残していたこの方、数日前からパッタリと訪問が途絶えた コメントはもちろん☆もない 「毎日コメントします」ということだったのに…

好き嫌い

私の友人に好き嫌いを、はっきりと口に出す人がいる 「わたしはチラシ寿司嫌いだから」とか 「○○は、まずいから行かない」とか 「お魚は、△△マーケットじゃなきゃ買わない」とか 「わたしは、パスタソース一から手作りだから」とか 要するに何にしても、こだ…

他人との距離感

ここでは、自分の中にたまったドロドロのヘドロを吐き出している それとは別に、日々のあれこれを思いつくままに、別のところで書いている そこにコメントが書かれると、時々、困ることがある もちろん、嬉しい時もある 最近になって、毎日コメントを書く人…

疎遠な関係

これまでの60年の間、30代半ばまでずっと実家で暮らし、母が亡くなった後、市川の自宅マンションを出て、新松戸で2年くらい一人暮らし、ハワイで部屋を借りてしばらくひとりで暮らし、そして、結婚して、オレゴンで暮らしてきた 私がひとりで暮らした部屋や…

父の愛人、ヘルパーK

私は厚かましい人は、嫌いだ 誘われもしないのに、自分から「○○ちゃんの学芸会、私も一緒に見に行っちゃおうかしら~」などと言い出すヘルパーKは、最初から好感が持てなかった 里帰りの時に、何度か会う機会があった 父のヘルパーとして、茶飲み友達として…

父の血 その9ー老いらくの恋

父の 老いらくの恋 は、私には、まあそれもいいか、と思えた その頃には、物理的にも精神的にも感情的にも、父からずいぶん距離を置いていたせいだろう 恋のお相手、ヘルパーのKさんは、小太りで、大きな声で、おしゃべり好きな、ひと言で言えば、悪気のな…

父の血 その8

母が急死した後もしばらく、父は関西の冷蔵会社の役員を務めた 一部上場の水産会社からやってきたお飾りのようなもので、仕事らしい仕事もなかったらしい 母が亡くなり、そこを退職するまでの数か月の間に、父は派手な健康問題を起こした ある日の夕方、帰り…

大自然のなかで

55歳になる年の春、初めてひとりで、ワイオミング州にあるグランドティトン国立公園内のリゾートで、泊まりこみで夏の仕事をした ロッジにあるギフトショップの店員として働いた ちょっともめごともあったけど、ほぼすべてが楽しかった 何よりもよかったのは…

父の血 その7

海外に住むようになって、里帰りすることがあると 父は、私のスケジュールを勝手に仕切った 里帰りの飛行機代は、私が自分で払っているのに、私は自分のスケジュールを自分の好きなように組めない 滞在中の私の食事予定を、朝、昼、晩、毎日、勝手に決めた …

母のこと -7 薬は要らなかった

精神病院って、ほんとうに必要なんだろうか? 母に限って言えば、母は精神病院に入院する必要はなかったと思う 精神病院または精神科の閉鎖病棟へ見舞いに行ったことがある人なんて、あんまりいないと思うけど、あそこは私にはものすごく怖いところだった 行…

続 阪神淡路大震災 

卓上コンロのガスボンベを載せたカートを引っ張りながら、JRの階段を上ったり下りたりして、乗り換え、乗り換え、川西の家に着いた 家で何をしたのか、今となってはぜんぜん覚えていないが、週末の一泊か二泊だから、たいしたことはできなかったはずだ 買い…

阪神淡路大震災

阪神淡路大震災が起こった時、すでに父は取締役をしていた水産会社から、関西のxx冷蔵という会社に左遷になって、母とふたり川西の新築一軒家に住んでいた 妹はすでに看護士になっていて、都心に部屋を借りて一人暮らししていたと思う 私は、市川の自宅マ…

自分がわからない

大人になってから、どうにも違和感を感じることがあった 例えば、友達と温泉に行く 服を脱いで、ロッカーにしまう 風呂場に行って、体を洗ったり、浴槽につかる 風呂から上がって、体を拭き、化粧品をつけたり、髪をドライヤーで乾かしたり そういうなんてこ…

父の血 その6

いつから父のことが嫌いになったのか、わからない 家の中で、正しいのは父ひとりだけだった 誕生日とかお出かけとか、楽しいはずの日は、必ずと言っていいほど 父の機嫌が悪くなることで、終わった だから、楽しいはずの日も「最後はどうせパパの機嫌が悪く…

根無し草

ずっと自分のことを「根無し草」だと感じていた 母とも父とも心のつながりが感じられず 近くにいてくれる祖母になつくと母を裏切るようで、ほんとうにはなつけなかった 妹が生まれても、10歳も年下だから、姉妹で遊ぶ、というよりも 私が小さな妹の面倒をみ…

何のために生きているのか

中三の秋から、やおら始めた受験勉強で、なんとか新設の都立高校に受かり そこでは、成績もそこそこよく 大学はなんとかひとつ引っ掛かって、私立の女子大の英文科に進んだ 授業にはちゃんと出たし、勉強もしたけれど なぜそれを勉強しているのか 将来何にな…

シンデレラ・エクスプレス

いちばん身近な存在のはずの、母親とも父親とも、幼い頃から信頼関係が築けなかった いつの頃からか、自分の周りに壁を作って、鎧兜を身に着けて、自分を守っていた 何かあれば、すぐ心のシャッターを下ろして、ひざを抱えて丸くなる 私の心は、どんどん固く…

自分を大事にする その2

母は私に「自分を大事にするって、どういうことなのか、わからない」 と言ったが 私も、自分を大事にするって、どういうことなのか、わかってなかった よって、当然のことながら、今考えれば、自分をまったく大切にしない行動をとった 一番、顕著なのが、そ…

ブラックホール

最近になって、つくづく思う 母親が子供に与える影響は、大きい ものすごく大きい 父親の比じゃない 世の中で、大きな仕事をする人は、ほぼ例外なく、母親を慕っている、愛している、感謝している それを公言できる ジェーン・グドオール女史も RBG(ルース…

鮨の順番

戦争中に少年時代を過ごし、飛行機乗りになりたいと思い、食べるものも満足にないなか育った父は、食べることが好きだった 戦争中、カボチャばかり食べさせられたから、もうカボチャはいらんと言っていた 長崎、広島、伊丹と引っ越した先々で、お客があると…

自分を大事にする

「自分を大事にするって、どういうことなのか、わからない」 これはある日、母が私に言ったことだ 3人の機能不全な大人に囲まれて、機能不全な家庭に育った私は、いつも答えを探し続けていた 自分の「問い」がなんなのかわからないまま、「答え」を探してい…

おばあちゃんっ子

私は、子供の頃から、自分はおばあちゃんっ子だと思っていた ものごころついた頃から、そばにいたのは母ではなく、もっぱら祖母 幼稚園にあがる前に、朝目覚めた時に横に座っていたのは、祖母 私をおんぶして子守りしてくれたのも、祖母 寝る前にお話しをし…

父の血 その5

父は、人間として、男として、未熟だったんだろう 当然、夫としても父親としても 社会的な立場から見れば、ちゃんと機能している大人と認識されていただろうが 家庭においては、機能不全の自分勝手な人間だった そして、今思えば、酒乱だったんだろう 戦後復…

父の血 その4

戦時中のモノがない、食べ物もない時代に、多感であろう少年時代を過ごした父は モノを買う時はよいものを 食べる物は、美味しいものを求めた 戦後の高度成長期で、経済的にゆとりもあったんだろう、少々値が張っても、いとわなかった 品物を選ぶセンスも悪…