物心ついた時から、心に淋しさを抱えていた
今も抱えている
幸せそうではない母
一緒にいてくれない母
私を理解してくれない母
私に寄り添ってくれない母
母と祖母の間にある確執
父と母の不仲
父の言葉の暴力
家庭の中で日常茶飯事だった
嫌なこと
悲しいこと
腹立たしいこと
が起こる度
こんなはずじゃない
と心の中で突っぱねてきた
「親を反面教師にしてね」と母から言われ
家庭で起こっていることを否定し
そうじゃないものを探し続けた
その結果
私は、ありもしないものを探していたんじゃないか