はりぼてタコのひとりごと

(旧)なめたらいかんぜよ!タコの毒吐きブログ

張りぼてのわたし

いつ頃からか、記憶がないけれど

いつの間にか「あるべき姿」というのを理解して

その「あるべき姿」を演じてきた気がする

 

明るく

前向きで

思いやりがあり

親切で

勉強もし

部活もし

仕事もでき

率先して物事を進め

子どもや老人に優しく

気が利き

 

などなど・・・

 

でも、ほとんどのことは

頭で理解して、とってつけただけ

文字通り張りぼてのわたし

 

その張りぼてをはずし、仮面を取ったら

そこにいるのは

不安でたまらず

自分を取り囲む世界が怖くてたまらず

どうしていいのかわからず

でも、そんな本音を誰にも言えず

 

そんな自分を、不安な気持ちを隠して、なんとか毎日生きている

そんな痛々しい娘だった

 

自分がそんな痛々しい娘だったことに

最近になってようやく気がついた

 

夜中や早朝目が覚めた時、やり場のない不安に押しつぶされそうになる

となりで丸まってる猫と一緒になって

どこかへ消えてしまいたい

 

日々の小さなしあわせを喜べる日もあったのに

どうしてまた、こうやって奈落の底へ落ちてしまうのか

生きることへの希望が、見えない