ずっとやってみたかった陶芸
以前から、自分で陶器を焼いてみたいなぁ、と思っていた
今住んでいるところでは、「これいいな」と思える和食器に出会えないから
地元の人が焼いた、小振りで素朴なコーヒーカップを近所のコーヒー屋で見つけて
ひさびさにワクワクして、オットに買ってもらい、ずっとお気に入りだった
でも、引っ越しした時、包み方が悪くて割れてしまった
ファーマーズマーケットで、そのカップを作った人と話して
市でやってるアートクラスに焼き物のコースもあって、格安で習える、と教えてもらった
それからずいぶんたって、やっとこの春、その陶芸クラスをとれることになった
いつも人気で、今年もすでに満員だったが、キャンセル待ちの順番が回ってきた
ずっとやりたかったんだし、と申し込んでお金も払った
・・・なのに・・・どうも、ワクワクしない
それは、去年の秋から始まって、今もずっと続いている鬱っぽい無気力のせい
せっかく念願の焼き物を習えるというのに、どうしても心が重い
素直に「楽しみ!」と思えない
こういう気分でクラスに参加すると、なんか心ここにあらず、というか
現実と乖離した状態になって
楽しめないのはもちろん、ちゃんと学ぶこともできず
下手すると途中から行かなくなりそう
なので、クラスをキャンセルすることにした
すでに払った授業料は全額戻ってくるし
また、次のコースもある
キャンセルの電話をし終わると、ホッとして、気持ちが軽くなった