はりぼてタコのひとりごと

(旧)なめたらいかんぜよ!タコの毒吐きブログ

自分がわからない

大人になってから、どうにも違和感を感じることがあった

 

例えば、友達と温泉に行く

服を脱いで、ロッカーにしまう

風呂場に行って、体を洗ったり、浴槽につかる

風呂から上がって、体を拭き、化粧品をつけたり、髪をドライヤーで乾かしたり

 

そういうなんてことない動きをする時に、ひとがどうするかがものすごく気になる

友達のすることにあわせている自分に気づく

友達はそれぞれ自分のやり方で、自分のペースで動いているのに

私には「自分のペース」というものがなかった

回りの動きが気になり、気持ちがざわざわして、落ち着かない

 

好きなものを選んでいい、というのが苦痛に感じることも多かった

どれが好きなのが、わからない

最初にこれかな、と思うものを疑うことが多かった

ひとりで洋服やバッグなどを選ぶのは、まだよかったが

誰かと一緒に食事に行った時など、他のひとが一緒の時に、自分の好きなモノを選ぼうとすると頭が真っ白になることがよくあった

ハッキリしないまま選んで、いざ食べる段になって、後悔することもよくあった

 

振り返れば、つきあった男性もそうだ

誰かが「好き」とか「素敵」と言うと、自分もすぐ好きになった

保証のような感じだ

このひとがいいな、と自分から思うのではなく

あの人がいいと思っているなら、いいに違いない、という感じだ

その結果、横取りしたこともある

もちろん、すぐダメになるんだけど

 

自分だけがいつも正しい父と、自分というものを持たないかのような母に、反抗しながら成長したのに

結局は、私自身、自分というものがわからなくなっていた

 

 

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